閑散時間帯に何をしたら良いのか解らないラブホテル経営者からのご相談

こんにちは!
ラブホテル・レジャーホテル経営の専門コンサルタント(株)スパイラルの平田です。
今日は、ラブホテルでは良く起きる「閑散期問題」についてお話します。
簡単に見える「労働力分配」も使い方を誤ると問題が起きるので要注意なのです。
では、始まり、始まり~

とある、主要幹線道路沿いのラブホテル街に位置するラブホテルの経営者様から、
「お客様がたくさん来る日は清掃に追われるのですが、
平日になるとバッタリ客足が遠のくので、
従業員達もやる事が無くて、このままだと人件費は無駄なので、
どうしたら良いのか教えてほしい。」との相談です。

現地のラブホテルに伺って、社長様からお話を伺うと
「ウチのホテルは、繁華街が近くにあるし、高速道路に入り口にも近いからか週末はすごく忙しんですが、逆に言えば平日は暇な日が多くって、日によっては昼間に数組しか来ない事も有るんですが、そんな日は従業員もする事が無くって、
それを見ていると『あぁ、人件費が無駄だなぁ』とも思うのですが、
だからと言って『平日には出てこなくて良い』って言えば
それでは生活が出来ないからここを辞めるしかない
と言われちゃうし、困っているんです。」というお話でした。

平田は、クライアントさんに
「忙しいなら稼げ、ヒマなら磨け」と指導しています。
≪繁忙時は、追加清掃に傾注して売上を得る事に集中するべき≫の意味です。

普通のラブホテルは、忙しい曜日や時間帯がある程度は決まっています。
この繁忙時間帯は、お客様を受け入れる為の作業に集中しましょう。
言い換えれば、他の事はしないで済むようにしましょうと言う事です。

前にも言いましたが、売上を得るためには、売り物である空室が無ければなりません。
お客様がお帰りになったら、一刻も早く清掃作業を済ませて空室にしましょう。

それが出来るのは、閑散時にリネン類をセットし、清掃用具を整理し、ゴミを捨て、設備の整備点検を進めてあるからなのです。

忙しい時間帯に補充作業などをしないで済むような準備も怠ってはいけません。
ヒマだと、ゆっくりと掃除してしまいがちですが、それではいけません。
ヒマな時も清掃はキビキビと済ませてしまい、忙しい時には出来ない駐車場や館内の共有部分の清掃などを進めましょう。

儲かって居ないホテルは、この切り替えが下手な場合が多いのです。
だから、忙しい時に稼ぐ事が出来ないのです。
だから、隅々まで綺麗に保つ事が出来ないのです。

案の定、このラブホテルの館内を見せてもらうと、バックヤードやリネン室は、清掃もされておらず色々な物があふれて雑然としています。
屋上も、駐車場も掃除された形跡が有りません。

そこで、「社長、週末は大変忙しいそうですが、何回転するんですか?」と聞いてみました。
すると、「その時にもよりますが、忙しい時は3回転以上します。」と割と満足げに回答してくれました。

ちょっと待ってください!皆さんもお分かりだと思いますが、
主要幹線道路沿いで、繁華街が近くにあり、高速道路に入り口にも近い好立地
のラブホテルなら、
週末繁忙日に3回転以上するのって当然ですよね。
もう少し、否!もっと入るラブホテルだってそれほど珍しくは無いと思います。

要は、社長の目標設定は甘いのですが、それでも良いのですが、勿体ない事です。

そこで、社長には
この好立地条件なら、週末も平日も、もっと集客できるはずである。
見てみれば、館内外の諸設備の整理整頓及び清掃が不十分である。
だから、平日が暇なのです。(やるべきことが沢山あるけど気が付いていない。)
平日が暇で、週末が忙しいのは《近隣の同業他店(他のラブホテルが満室状態だから、入れなかったお客が流れて来ているのであって、人気があるわけではない
このまま、するべきことを怠っていれば、その内に週末も暇になっていく
改善するなら今の内である。(このまま手を抜いていると取り返しの付かない事になる)
と指導しました。
加えて
ホテルの運営管理作業はお客様のペースに合わせて計画する事が大事なのです。
交替時間や休憩時間も、全てお客様のペースに合わせましょう。
とも指導しました。(従業員のペースで仕事をさせてはダメ)
そうすれば≪忙しいときには稼ぎ、ヒマな時にホテル磨く≫事が可能になります。

この後、社長から「どこからどう手を付けたら良いかわからないが、とにかく急いで改善を始めたいので、手伝って欲しい。」とお申し出を頂きましたが、「弊社は経営コンサルタントですから、やり方とか優先順位を指導したり、スタッフの出勤シフトを調整したりする事は出来ますが、直接的な作業を手伝いする事は承れませんが、それでも宜しいですか?」と確認した上で、業績改善プログラムのコンサルタントを拝命しました。

その後、しばらく弊社の指導の下【忙しいなら稼げ、ヒマなら磨け】を徹底して指導したところ、このラブホテルは、週末や祭日のみならず平日の稼働も上がり、売り上げベースで1.5倍に成長されました。
株式会社スパイラル 平田 壯吉 代表取締役

平田 壯吉

スパイラルは、運営請負や人員派遣を行わず、ラブホテル経営相談一筋に、多数の繁盛ホテルを誕生させて参りました。
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改善は、早く始めれば、それだけ早く効果が得られます。
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